胎児としてお母さんのお腹の中にいた時や
狭い産道を通りこの世に生まれ、お母さんと切り離される時
それから、生まれてすぐの出来事が引き金となって
赤ちゃんが心に傷を受けた状態を「バーストラウマ」と言います。
不安感・無力感・罪悪感・孤独感・劣等感・不足感・絶望感・窒息感など
ありとあらゆるネガティブな感情はこの時の体験が元になっているとする考え方です。
胎児の時や生まれてすぐの記憶は、一切残っていないのに
その後の人生に大きな影響を与えることが分かっています。

すべての人が経験することだと思うけど
バーストラウマの影響が強く出る人と
そうでもない人がいるのはなぜ?
多くの場合、生まれてから3歳までの間に
お母さんや、お母さんに代わる養育者との強いつながりによって
その傷を癒すことができるのですが
それが叶わずバーストラウマの傷を抱えたまま成長すると
生きているだけで不安で自己肯定感が低く
自分を無価値だと感じる自己否定感が強いという
生きづらさを抱え続けることになります。
実は私も、バーストラウマを抱えている一人なのですが
同じ母親から生まれ、育てられたのに
下の2人の妹と比べると
私のバーストラウマは私の人生に大きな影響を及ぼしています。
次回は、私のバーストラウマについて書いてみたいと思います。